カーボンニュートラルLNGの受入式をおこないました
若松ガス株式会社代表取締役社長:小山征弘(以下「若松ガス」)は、石油資源開発株式会社代表取締役社長:藤田昌宏(以下「石油資源開発」)とカーボンニュートラルLNG の売買に関する契約を締結し、カーボンニュートラルLNG の受け入れを開始しましたのでお知らせいたします。
2023年4月5日、若松ガス㈱玉川工場においてカーボンニュートラルLNGの受入式をおこないました。
若松ガスが購入するカーボンニュートラルLNG は、海外の森林保全プロジェクト由来のCO2クレジット※1 を活用したもので、天然ガスの採掘から燃焼までの工程で発生するすべてのCO2を、森林保全によるCO2 吸収量で埋め合わせすることで、地球規模ではこのLNG を使用しても、CO2 は発生しないとみなされるLNG※2 となります。
今回の契約では、若松ガスの都市ガス製造設備、喜多方LNG サテライト製造設備、ならびに本社の給湯やガス空調等において使用する、すべての自家使用ガスをカーボンニュートラルLNG に置き換えることで、年間663tのCO2 が削減されるとみなされます。
今後は、都市ガスを利用されるすべてのお客様の、環境対策への取り組みやニーズに合わせて、引き続き石油資源開発と協力し、カーボンニュートラル都市ガスの販売についても検討を進めてまいります。また、若松ガスで使用する、電気およびLPG についてもカーボンニュートラルを順次進めてまいります。
若松ガスは、以下の経営理念のもと、事業活動を進めてまいりました。
<経営理念>
1. 都市ガス、LP ガスを中心としたエネルギーを安全に安定的に供給し、地域社会に貢献する。
2. 社会的責任を果たしながら、会社の永続的発展をはかる。
3. 明るい、働きがいのある職場と豊かな未来を築く。
今後も、当社SDGsの目標である地域の発展と脱炭素社会実現に向けて、持続可能な環境負荷低減と経済活動を積極的に進めるため、最大限の努力をしてまいります。
※1 森林保全等のプロジェクトにより創出されたCO2 削減効果を、国際的な認証機関である米国NPOVerra のVCS(Verified Cabon Standard)がCO2 クレジットとして認証したものです。今回若松ガスが購入するカーボンニュートラルLNG は、海外の森林保全プロジェクトから創出されたCO2 クレジット等を利用しており、地球規模での温室
効果ガス排出抑制に加え、医療サービスや教育の提供による現地コミュニティへの貢献等、SDGsの目標達成につながっています。
※2 Liquefied Natural Gas の略称(液化天然ガス)