コラム
災害時にもアウトドアにも活躍!ポリ袋調理
食材を入れたポリ袋を湯せんするだけで、ごはんやおかずが作れることをご存知でしょうか?
最小限の道具で調理ができ、湯せんに使ったお湯は繰り返し使えるなど、水の節約にもなります。
万が一災害に見舞われた時でも、温かい食事があると不安が多少やわらぐものです。
いざという時のために、ぜひ憶えておきましょう。
ポリ袋調理の注意点
・ポリ袋調理は『高密度ポリエチレン』製の袋か、『湯せんで調理可』と明記されているものを使用してください。
・鍋で湯せんする場合、鍋底の熱で袋に穴があかないように皿を入れましょう。
・たくさん作る時は、1袋にたくさん入れず、袋の数を増やしましょう。
ごはんの炊き方
<米1合を炊く場合>
【米】1合 【水】200CC ※計るものがない場合は、1:1の割合でOK!
①ポリ袋に米と水を入れて、空気を抜きながらに根元からねじり、上の方で結びます。
②皿を敷き、水を入れた鍋に①を入れて蓋をして火にかけます。
③沸騰したら中火にして20分。火を止めて10分蒸らしてできあがり。
備蓄米は、とがなくてよい無洗米がおすすめです
アイリスオーヤマが販売している無洗米は、小分けで日本の代表的な銘柄がそろっています。
備蓄米として保管しつつ、日本各地のお米を食べてみるのも楽しいですね。
その他、カレーやオムレツ、パスタなどもポリ袋に材料を入れて、湯せんするだけで出来上がります。
ポリ袋調理の良い所
・簡単、節水、衛生的。
・鍋が汚れない。
・温かいものが食べられる。
・何回でも水が使える。
・個別調理が可能(アレルギー対応)。
・ひとつの鍋でごはんとおかずなどを同時に調理可能。
『ポリ袋』があるだけで、いざという時の食事の幅が広がります!
ぜひ、ご自宅の防災グッズに加えてみてください。