水道管の凍結防止対策
水道管の凍結対策はどのようにしていますか?
蛇口にタオルを巻いたり、水を出しっぱなしにすることで凍結はかなり防ぐことができます。
いくつかご紹介したいと思います。
水が冷えて氷になると、液体の時より約10%体積が大きくなります。
水道管は頑丈な素材でできていますが、体積が大きくなった時の逃げ道がないときは水道管が圧力に耐えられず破裂してしまいます。
水道管の凍結は外気温がマイナス4℃を下回るとどこでも起きるそうです。
水道管が凍結して水が出ないだけならまだいいですが、最悪の場合、破裂し修理になるとかなりの金額になってしまいます。
凍結対策
①水道管を保温する
保温材やタオルなどの外気を遮断できるようなものを水道管に巻き付けておくと水温が下がりにくくなるので効果的です。
保温材はホームセンターなどでも購入することができます。
タオルなどは濡れないようにしてください。
水温が下がらなければ、破裂しないので効果的な対処法です。
②水を出しっぱなしにする
ある程度水が流れているときはエネルギーを持っている状態の為、凍らないそうです。
大量に出しっぱなしにする必要はないので、ちょろちょろと流れが止まらない程度に出しましょう。
もちろん水道代はかかりますので、よほどの寒波が来るなどわかっているときに他の対策と併用するのがいいと思います。
③水抜きをする
水道管に水が入っているから凍結するのであれば、水道管内の水を抜いてしまえば温度はいくら下がっても問題はありません。
寒冷地用の蛇口や台所の湯沸し器などは水抜きができるようになっているので水を抜いておけば破裂の心配は無くなります。
家全体の不凍水栓といわれる水を抜くための設備があることもあります。
凍結してしまったら
凍結しやすいのは蛇口や接続部などの保温されていない金属部分からが多いです。
万が一凍結してしまったら以下を試してください。
・ぬるま湯をかけて溶かす
・ドライヤーなどで水道管を温める
いきなり熱湯をかけると温度差で水道管が
損傷してしまう可能性があるので徐々に温度を上げていくようにしましょう。
もし、水道管が破裂していたら専門の業者に対応を依頼してください。
寒冷地では普段は凍結対策がされていて普段は大丈夫な場合が多いですが、大寒波の時は凍結することもありますので、覚えておき万が一にそなえましょう。