ガスメーターの豆知識
ガスをご利用いただいているお客様のご自宅や店舗・オフィス等には、必ずガスメーターが設置されています。
ガスメーターはガス使用量を計測するためのもの!というイメージの方が多いと思うのですが、異常が生じた場合に安全のためガスを自動で遮断する機能もついているのをご存知でしょうか?
今回はそんなガスメーターについて「どんな場合にガスを遮断するのか」と「遮断されてしまった場合の復旧方法」をご紹介します。
ガスが遮断されるのはどんなとき?
主に以下のような場合、メーターの機能により自動でガスが遮断されます。
① 一度に多数のガス機器を使用したなどの理由により、多量のガスが流れた場合
② シャワーの出しっぱなし、コンロの火をつけっぱなしなどの理由により、一定量のガスが長時間流れ続けた場合
③ ガス使用中に大きな地震が発生した場合
④ 何らかの理由でガスの圧力が異常に低下した場合
このような理由で自動的にガスが遮断された場合は、ガスメーターのランプが赤く点滅します。
※プロパンガスメーターの場合はランプの点滅に加え、遮断の理由に応じて A・B・C のいずれか または 複数の文字が表示されます。
ガスメーターの復帰方法
メーターの機能によりガスが遮断されたときは、ガスメーターの復帰操作を行うことで再びガスが使えるようになります(ガス漏れなどの異常がない場合)。復帰操作の方法は以下の動画をご覧ください。都市ガスとプロパンガスで復帰方法が異なります。
ただし、ガス臭い場合やガス漏れ警報器が鳴り続ける場合、復帰操作をしても復帰しない場合などは速やかに若松ガスへご連絡ください。
<都市ガスメーターの復帰方法>
<プロパンガスメーターの復帰方法>
いかがでしたでしょうか。
安全にガスをご利用いただくため、ガスメーターは様々な理由でガスを遮断することがあります。
お客様ご自身で復旧可能な場合もあれば、作業員による点検・対応が必要な場合もございますので、不安な場合はご遠慮なく当社までご連絡ください。